
2013年5月2日、晴。寒くて目が覚め、5時起床。気温5度、テン泊は寒いわ、コンロでお湯を沸かすと狭いテントは直ぐに温まる。寒いので朝からうどんを食べる。
どう登るにしても、見ているだけで少し足がすくむ。



車道をしばらく歩くと千畳敷登山口に着く。

階段を登り2,3分で千畳敷に着く。目の前に矢筈岳の岩壁が谷から起立し威圧する。

ここから比叡山と1峰岩稜の間の岩にへばりつくような急峻なジグザクの登山道を所どころロープを頼りに登る。


1峰からは矢筈岳と丹助岳が直線状に並び重なり、丹助岳のピークが覗く。

展望の良い尾根道を進むと、右から南登山口の道が9時14分合流する。

比叡山に向かい急坂の尾根道を進むと大きな岩が鎮座する尾根道に9時33分突き当たる。
左比叡山へ100m、右カランコロン岩900mとある。


引返しカランコロン岩に向かう。岩の手前まで来ると、左巻道からカランコロン岩へ、右ハシゴを登りカランコロン岩への案内を見る。右のハシゴを取る。

10時14分、岩の割れ目にハシゴを見る。巻道を取るようなハシゴではない。

ハシゴを登り岩の上に出る。ロープにすがり天辺に立てば360度の展望だ。

歩いてきた西に矢筈岳と丹助岳。眼下の集落を眺めると高度感がありますね。

北に鉾岳、鬼の目山。

展望を楽しみ、ひえの山側へロープにすがりカランコロン岩から降りる。

岩を降りるとひえの山への案内を見る。

巨石が点在する尾根道を10分ほど歩くとこんな岩屋の下をくぐる。

さらに10分弱歩くと三等三角点のある稗ノ山(ひえの山)に10時48分着く。木々に覆われているが展望はある。

少し早い昼食をとり、復路はカランコロン岩の手前から右の根回り道を歩く。

戻ると途中麓を眺めれば何とも、うららかな山村の眺めだ。

比叡山の分岐で左折し、千畳敷と南登山口の分岐に12時1分着く。ここは往路の道を下らず、南登山口を取る。若い植林帯の急斜面は右手に矢筈岳を眺めながらの下りで爽快だ。比叡山の岸壁から岩登りの人たちの掛け声が聞こえる。

車道もすぐ下に見える。

12時24分南登山口に下山。

比叡山の行程、
南登山口駐車場8:10-8:18千畳敷登山口-8:23千畳敷ー9:05 1峰-9:35比叡山-10:15カランコロン岩10:25-10:48ひえの山11:10-11:52比叡山分岐-12:01分岐-12:24南登山口
早い下山なのでこれから矢筈岳に登ろう。目の前に見える矢筈岳は網の瀬川の対岸だが橋がないから一旦国道に戻らねばならぬ。近くて遠い山だ。
国道に出て昨日撮れなかった行縢山の写真を撮る。取って返し国道から丹助林道に入り矢筈岳登山口に向かう。

丹助林道展望所からは矢筈岳、先ほど登った比叡山が一望だ。

14時24分矢筈岳登山口駐車場に着く。

駐車場から今来た車道を鋭角に戻るように矢筈岳の登山道に14時27分入る。

すぐに矢筈岳東峰への道標を見る。

春の陽ざしが心地よい緩やかな下り道を5分も歩くと、

左手に丹助岳を見る。

下って登り返し、西峰との鞍部に出て東峰に向かうと15時5分矢筈岳の山頂に着く。

恐る恐る先端まで進むと、

比叡山のこの眺めだ。午前中あの斜面を登ったのかと振り返る。

往路を戻り15時36分登山口に戻る。眺めとは違った往復1時間10分の短時間の行程であった。
16時30分キャンプ場に戻り、管理人に会いキャンプ場使用料を支払うことができた。
管理人から茹でたての竹の子を頂き、早速醤油で食べると竹の子の味が口の中に広がる。熱い竹の子と冷えたビールがたまらない。
明日は鹿納山、五葉岳、頭巾岳に登ろう。